
長く泌尿器科の手術ハイボリュームセンターで働いていました。
今は脱毛や包茎手術が主体ですが、泌尿器科疾患については数多くの経験と知識があります。
皆さんの参考になれば幸いです。
長く泌尿器科の手術ハイボリュームセンターで働いていました。
今は脱毛や包茎手術が主体ですが、泌尿器科疾患については数多くの経験と知識があります。
皆さんの参考になれば幸いです。
陰茎がんについてご質問ありがとうございます。陰茎がん自体、かなりまれな疾患でして、そこまで多くの泌尿器科医が経験豊富とは言えないと思います。また、陰茎がんは手術もリンパ節郭清を含めた陰茎切除となりますので、治療はその地域の症例の集まる大学病院やがんセンターを受診されるのが良いと思います。
ただしコーヒーくらいの黒ずみという所見のみで陰茎がんとはいい切れません。最初の判断はご近所の泌尿器科か皮膚科の医師に診ていただき、視診もしくは生検を行ってがんかどうか診断していただき、がんであれば上記のようなハイボリュームセンターにご紹介していただくのはいかがでしょうか?
<日本で最初に前立腺を切除しない治療法ブラキセラピーを開始>
ブラキセラピー(前立腺永久挿入密封小線源治療)は放射線を出す小さなカプセルを前立腺内に挿入して埋め込み、前立腺の内部から放射線を照射する治療法です。
<前立腺がんのロボット手術No.1>
板橋中央総合病院泌尿器科の特任副院長/ロボット手術センター長/泌尿器科診療部長の吉岡 邦彦(よしおか くにひこ)先生は、東京医科大学病院の心臓外科で始まったロボット手術(ダビンチ)の黎明期からずっと治療・研究をされ、前立腺がん、膀胱がんのロボット手術件数(ダビンチ)は全国No.1で日本屈指の先生です。
<がんのみを集中照射できる治療法>
前立腺がん手術を行うと身体に負担がかかり合併症(ED、排尿困難など)を引き起こす可能性も考えられるので、早期の前立腺がん治療なら放射線を当てるという選択肢も考えて良いと思います。
現在の放射線療法はIMRT(強度変調放射線治療)という、放射線を前立腺にピンポイントに狙える機器があるので、IMRTが導入されている病院へ行かれるにも良いと思います。
<参考>
・IMRT(強度変調放射線治療)導入医療機関リスト
<男性機能障害の権威>
順天堂大学医学部付属浦安病院(千葉県浦安市)泌尿器科教授、辻村 晃(ツジムラ アキラ)先生は、生殖医学、性機能障害の治療に注力し、男性妊活外来のドクターとして活躍され、テレビや雑誌などでよく情報を発信されています。
*ED治療はクリニックなどで処方される内服薬にて、改善されますが、薬にて対応できない場合、大学病院での治療では、内分泌などの他の科の先生との連携がとれ、また症例数も多いという点がメリットです。
<中国地方で麻酔科の名井>
中国地方で麻酔科の名医と言えば、呉医療センター・中国がんセンター(広島県呉市)麻酔科科長の讃岐 美智義(さぬき みちよし)先生です。
讃岐先生は麻酔科関連の書籍も数多く出版されており、麻酔科にとてもこだわりのある先生だと思います。
<切除などの外科手術も選択肢に>
大人で包皮炎を繰り返す場合、まずはその理由が何なのかを探します。
単純な仮性包茎だけで繰り返すことは少なく、例えば剥くことの難しい包皮の狭窄がある包茎である場合、血糖コントロールの悪い糖尿病がある場合、性器ヘルペスの再発を包皮炎と勘違いしている場合などです。
その原因を特定したら、治療を考えます。
その都度の軟膏治療が十分でないのか、狭窄が強い場合は切除術が必要なのか、血糖コントロールの問題であれば糖尿病治療方法を見直す、などです。
内科治療であれば経験豊富な内科の先生が対応できます。
今回はおそらく様々な治療を受けても4年悩んでいらっしゃると思いますので、もしも包茎が原因であるならば切除などの外科手術も選択肢になります。
包皮炎を繰り返す包茎は保険診療が適応される可能性が高いので、泌尿器科のある大きな病院では費用をおさえた対応が可能です。
美容的な手術は専門院も多いですが、費用はまちまちです。
愛知県の泌尿器科はあまり詳しくないので、具体的な先生をご紹介することができないです。申し訳ありません。上記をご参考に探してみて下さい。
<常に新しい最善を模索される先生>
神奈川県は相模原市になりますが、渕野辺総合病院の設楽 敏也(したら としや)先生です。現在の前立腺肥大症レーザー手術の主流となっているHoLEPを黎明期から取り組んでおられ、現在もトップランナーの一人です。
常に新しい最善を模索して、学会でもご発表されています。
もうひとりは平塚市のかとう腎・泌尿器科クリニック院長加藤 忍(かとう しのぶ)先生です。
平塚の病院にご勤務されているときからHoLEPでは有名でしたが、ご開業されても新しい術式であるCVPをいち早く取り入れ、積極的に行っていらっしゃいます。
どちらの先生の手術も自分は実際見ていて、上手いと推薦できます。
ご自身のアクセスも含めて考えてみてください。
尿管狭窄に対して北海道で検査加療を予定するのでしたら、坂泌尿器科病院(札幌市西区)の加藤 祐司(かとう ゆうじ)先生がいいと思います。
尿管結石で名高い八戸平和病院で数多くの症例を積まれており、現在も尿管鏡手術のトップランナーのお一人です。