

片山 敦 先生の回答一覧
Q先生!横浜市内または都内の扁桃腺の摘出手術の信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<扁桃摘出術なら>
1年間に4~5回以上扁桃炎になってしまう習慣性扁桃炎や、扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍の既往がある場合も再発予防のために扁桃摘出術を考えた方が良いと思います。 大きな手術ではありませんが原則的には入院が必要ですので、ある程度の規模があり、通いやすいところが良いのではないかと思います。大学病院もいいですがその後の通院等も考えると少し時間がかかったりして手間かもしれません。
余談ですが、病院名に「横浜市」とついている病院は、横浜市が地域中核病院として協定を結んでいる病院ですので、公立の大病院や大学病院並みの公的役割を期待されていることになります。一つの信頼の証ともいえるかとも思います。
他に「横浜市」がついていて横浜市立の病院ではないのは、大学病院で聖マリアンナ医科大学「横浜市」西部病院(横浜市旭区)、昭和大学「横浜市」北部病院(横浜市都筑区)などがあります。
Q先生!福岡県で肝腫瘤の信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<肝臓がんのエキスパート>
肝臓の良性腫瘍は、血管腫など治療を要さないものが多いので、原発性肝臓がんに絞ります。
福岡県でしたら、九州医療センターの肝臓センター(福岡県福岡市)が有名です。肝臓センターでは、最新式の各種診断機器が整備されており、肝胆膵がんの診断及び治療レベルは全国でもトップレベルです。
また、外来化学療法センターが併設されているので、肝臓がん専門医が診察したあと、抗がん剤治療を受けられることも特徴です。
肝臓センター部長を務める中牟田 誠(なかむた まこと)先生は、肝臓がんのエキスパートですので、中牟田先生にご相談されることをお勧めします。
Q先生!乳児血管腫 いちご状血管腫の信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<小児血管腫(いちご状血管腫)の治療なら>
小児血管腫(いちご状血管腫)の治療でしたら、日本医科大学武蔵小杉病院(神奈川県川崎市)が有名です。
形成外科教授の赤石 諭之(あかいし さとし)先生をお勧めします。
赤石先生は、いかに美しく、傷や形態異常を完結させるかの結果を突き詰められている先生です。
また、日本医科大学武蔵小杉病院は、2021年に全面建て替え移転をして、大幅に診療機能が拡充される予定です。
Q先生!扁平性上皮がんの信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<治療実績トップクラス>
鈴木 秀明(すずき ひであき)先生が教授を務める耳鼻咽喉科・頭頸部外科
大矢 亮一(おおや りょういち)先生が教授を務める歯科・口腔外科どちらでも治療を行なっております。
紹介状を書いていただく際は、かかりつけの先生にご確認をいただいてください。
その他に、九州大学病院(福岡県福岡市)の耳鼻咽喉科・頭頸部外科、顎口腔外科は、共に100年近くの長い歴史を持ち、名門として有名です。
Q先生!関西で舌がんの先進医療の信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<舌がんの先進治療「陽子線治療」>
舌がんの「先進治療」でしたら、現状では陽子線治療が適応になるかと思います。陽子線治療は、副作用や体への負担が少ないがん治療として、注目されています。
センター長の副島 俊典(そえじま としのり)先生にご相談されることをお勧めします。
一般治療(手術、放射線、化学療法あるいはそれらの併用)であれば、大阪国際がんセンター(大阪府大阪市)が有名です。
藤井 隆(ふじい たかし)先生が、主任部長を務める頭頚部外科は、症例数が多く、5年生存率は全国的にも高水準です。
Q先生!下咽頭がんの信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<広島で下咽頭がん治療なら>
広島県で下咽頭がんの治療といえば、
Q先生!総合診療科の信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<家庭医として評判の良いクリニック>
健康に関することを何でも相談できる「家庭医(かかりつけ医)」としてとても評判の良いクリニックです。
Q先生!横浜市付近の老人性うつの信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<精神科のお勧めドクター>
青山院長は、お薬のメリット・デメリットについて患者さんと話し合う服薬相談を熱心に取り組んでいる先生なので、私も安心して患者さんにご紹介しております。
Q先生!小児の難病 ネフローゼ症候群の信頼できるお薦めドクターを教えて下さい。
<小児の難病ネフローゼ症候群解明に取り組まれている先生>
小児の難病治療に熱心に取り組んでおられる先生と言えば、
伊藤先生は、ネフローゼ症候群などの小児の腎臓やリウマチの疾患が専門で、これらの難病に対する薬剤の開発や治療法の確立、原因不明の病気の解明に注力されるなど、小児科分野で活躍されております。
書籍「新 子どもの腎炎・ネフローゼの書籍(東京医学社)」も出版されております。
また日本屈指の大所帯である横浜市立大学小児科を纏める指導力も素晴らしく、小さなお子さんにもしっかり敬意を持って診療にあたる姿勢や、お母さんなどご家族への説明の丁寧さも評判が非常に良い先生です。
中咽頭はのどや鼻の奥、食物や空気が通る約13cmの器官です。ここにがんができると「中咽頭がん」と呼ばれます。
ここで注意したいのは、中咽頭がんを含む「頭頸部がん」という分類方法です。おおざっぱに言って「首から上、脳より下」にできるがんは全て「頭頸部がん」として扱われます。たとえば鼻腔がん、舌がん、上咽頭がん、扁桃がん、喉頭がん、耳下腺がん、甲状腺がん、外耳がん、中耳がんと多彩で、お察しの通りこれを診断、治療するための診療科も、耳鼻咽喉科、口腔外科、呼吸器外科、消化器外科、眼科などが時にチームを組んで診療に当たります。また最近は、「頭頸部科」を設置する病院も増えてきました。
東京都内で実績があるところといえば、東京医科大学病院です。「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」で扱っています。
次に、国立がん研究センター中央病院が有名です。こちらでは「頭頸部外科」で扱っています。頭頚部外科長の吉本世一先生は、頭頸部がん指導医、耳鼻咽喉科指導医と2つの指導医資格をお持ちです。
次にがん研有明病院、こちらは「頭頸科」で診療をしており、中咽頭腫瘍だけでも年間50例以上の手術を行っています。
繰り返しになりますが、頭頸部は重要な器官が密集しており、さまざまな診療科が力を合わせて治療を行ってゆく分野です。
甲状腺がんの手術を耳鼻咽喉科が担当する、などという一見不思議なこともあります。
そのために、紹介先の選び方はとても重要です。かかりつけの先生とよく話し合って納得の病院を見つけて下さい。